[伊予弁:第2回]学校現場の「戸惑い」

先日、文部科学省の「主権者教育推進会議」に招かれた。文科省としても今後、主権者教育を学校現場で充実させていく方針で、NEXT CONEXIONの取り組みについてプレゼンをしてほしいとの依頼だった。

学校現場で主権者教育を充実させるには、二つの大きな壁があるように感じている。一つは「戸惑い」。もう一つは「政治的中立をどのように考えるか」である。今回は「戸惑い」について書かせていただく。

現在でも学校現場ではさまざまな「〇〇教育」の実施が求められている。より効率的な形での提供が必要だろう。私は〇〇教育を通した主権者教育を推奨している。

そもそも主権者教育は、主権者としての資質や能力を育むための教育である。そのためには、答えのない世の中で、物事を批判的に捉えることを通し、時代に即した新たな価値を創造することができる力を育むことが大事だ。〇〇教育から課題を知るという啓発的要素に加え、それを批判的に見ることで、より物事の本質へとアプローチすることができれば、より効果的な学びを提供できるのではないだろうか。

現在、NEXT CONEXIONでは、将来教員を目指す大学生が中心となって、教材研究や開発・実践をしている。新しい主権者教育のモデルを愛媛から発信しようと頑張っている大学生の取り組みに注目してもらいたい。 

(掲載日:2021年1月20日)

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